2015年04月23日

レボリューション!

ねこを飼うようになって知ったものに、「レボリューション」があります。「レボリューション」は、ノミ・ダニ・回虫の駆除(くじょ)を目的として、ねこに使用される塗りぐすりです。
ねこがなめないように、首の後ろの肌に塗ります。

「レボリューション」って、「革命」って意味だと思うのですが、ずいぶん大胆な名前です。塗るだけでいろいろ駆除できるのが、よほど画期的だったんでしょうか。

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日々、動物病院では、「レボリューションください」、「レボリューションは月に1回行ってくださいね」といった具合に、比較的カジュアルにレボリューションが起こっています。

ちなみに、わが家のねこのなっちゃんは、レボリューションが苦手です。アルコールの強いにおいがするので、首の後ろに塗ったら飛び上がって逃げていきました。

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レボリューションこわい

今日は、これでおしまい。
posted by ふう at 10:29| Comment(2) | きょうのなっちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月20日

なっちゃんの脱走を目撃した

【前回のあらすじ】
元地域猫のなっちゃんは、実は夜になるとワイルドになるねこだった。なっちゃんは、ケージの入り口の扉を開ける方法を覚えてしまい、夜のワイルド化が心配されるため、飼い主夫婦は夜の間、交代で見張りをすることにしたのだった。

見張りをつづけて、いく日かたった、ある晩のことです。
ぎっ! ぎっ! ぎしっ! と、夜のしじまにひびく低い音がありました。
音のするほうを見てみますと、そこには、ケージの扉に額をつけて、いっしょうけんめい押しているなっちゃんがおりました。
すると、なんと、ケージの扉がじわっ、じわっとゆがみはじめたのです。
そう、こんなふうに。

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そして、バーンと大きな音を立ててカギが外れ、なっちゃんは、ケージから自由になったのでした。


ケージのなかは つまらない
なんにも えらべやしないのさ

すきなところで くつろぎたい
すきなところで のびをしたい

大したのぞみじゃなけいれど
自由をまんきつしたいのさ♪

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自由をまんきつするなっちゃん

なっちゃんがケージから脱走するところを目撃して、これは、いかん! ケージに閉じ込めておくほうが危険とわたしたちは思いました。
そこで、ケージの扉を開けた状態でなっちゃんの近くに寝るようにして、さらに、夜の様子をうかがうことにしたのです。


いろいろ条件を変えて観察した結果、

・ケージの扉は開けた状態にする
・となりの部屋との間の戸を開けた状態にする
・夜用のおやつのカリカリをおいた状態にする

という条件がそろったとき、なっちゃんがあばれないことが判明したのです。

こうして、わたしたちは、なっちゃんの夜のワイルド化を防ぐ方法を見つけたのでした。ケージの扉は、もう昼も開きっぱなしです。今は、なっちゃんは昼も夜もいい子にしてすごしています。

今日は、これでおしまい。

posted by ふう at 19:13| Comment(2) | きょうのなっちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

ケージがきらいなねこ

わが家にやってきた猫、なっちゃん。

なっちゃんは、ケージがきらいです。ケージとは檻状(おりじょう)のねこの家のことです。ケージの入り口を閉めていると、なっちゃんはときどき嫌がるそぶりを見せます。
そこで、入り口を開けてやると、ケージのすぐそばに置いてある座布団のところへ行ってくつろぎます。

「ケージを出て、あちこち走り回りたい!」というならわかりますが、「ケージを出て、すぐそこにある座布団でくつろぎたい」とは、何とも不思議なねこの願望のあり方です。

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「ケージのそばの座布団は最高」と思っているなっちゃん

さて、ある晩のことです。
夜は人の目が届かないので、ケージを閉めた状態にするようにしていていました。ところが、真夜中すぎに、
ガチャーン! ドターン!
と、ものすごく大きな音がしたのです。

(これは、なっちゃんがあばれている音だ!)
と思ってかけつけてみると、なんとそこには、暗闇にギラギラ目を光らせたなっちゃんがいたのです。
(ど、どうやってケージを出たの!?)
とびっくりするのもつかの間、なっちゃんは昼間には見せたことのない猛ダッシュを見せたのでした。

そうです。なっちゃんは、夜になるとワイルドになるねこだったのです。
というよりは、ねこは夜になるとワイルドになる動物なのです。夜行性ですから。なっちゃんは、外猫を長くしていたため、その野生の本能が強く残っているのでした。

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なっちゃんのワイルドぶりについて、「ふーん」と思っているカモメ

しかし、どうやってケージを出たんでしょう。ケージの入り口は、カギを柵(さく)にがっちりかませるようになっていて、人の手でもぐっと力を入れてカギを動かさないと開け閉めできません。わたしは、なっちゃんがケージを開けた方法について、次の3つの可能性を考えました。

1、なっちゃんが、体当たりをして開けた。
2、なっちゃんが、じゅもんをとなえて開けた。
3、なっちゃんは本当は2ひきいるが、わたしたちが1ぴきだと思い込んでいる。わたしたちが見つけたのは、ワイルドなほうのなっちゃんである。

しかし、家にやってきたときは確かに1ぴきだったので、3の可能性は低いでしょう。とすると、正解は1か2にちがいありません。

なっちゃんがケージを開けることができるとなると、ケージの意味はまったくありません。さらに、なっちゃんは夜はワイルドになるときていますので、これは少し夜も様子を見る必要がありそうだ、ということを家族で話し合いました。
そこで、午前3時までは夫がなっちゃんと同じ部屋で過ごし、わたしは3時まで寝る。3時からわたしが起きてなっちゃんと同じ部屋で過ごすということにして、2人で寝ずの番をすることになったのです。

こうして幾晩か過ごすうち、ついに、なっちゃんがケージをどうやって開けるかが明らかになったのです。

今日は、これでおしまい。



posted by ふう at 23:57| Comment(2) | きょうのなっちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月15日

空を恋しがるねこ

わが家にやってきて、トイレの猫砂の上に居座っていた元地域猫のなっちゃんでしたが、数日後にはふつうにねこベッドの上で過ごしてくれるようになりました。

トイレも覚えてくれたし、このまま少しずつ慣れていってくれたらいいな、と思っていましたが、そうは簡単にいきません。
そもそもわたしは、大きな勘違いをしていたのです。

外は寒い、外は危険がいっぱい。だから家猫になったら、ねこは幸せになるだろうと思っていたのです。
でも、なっちゃんは外を恋しがっていました。

部屋のドアのすき間から流れてくるわずかな空気をいっしょうけんめいかいで、ドアの外に出たがったり、天井をじっとながめて青い空を探したりしていました。

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空はどこだ

ねこという生き物は、「この暮らしがずっと続けばいい」と思っているようなのです。たとえ、それが外の過酷な環境であっても。
そして、「自分の居場所は自分で決めたい」と強く思っているようなのです。

引っ越し先からいなくなった猫が何日もかけて元の家に戻っていたという話や、帰省先で迷子にしてしまった猫が家に戻ってきたという話をときどき耳にしますが、それはこういうねこの性質から生まれてくるのではないかと思います。

なっちゃんも、急に見たこともないところへ連れてこられ、檻(おり)のような狭いケージの中で過ごすようになって、相当なストレスだったのでは、と思います。

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今がずっと続けばいい

わたしは、なっちゃんが外を恋しがる姿を見て、
(本当に、うちに引き取ったのは、なっちゃんにとって幸せだったのかな? もしかして、外猫として自由に暮らして地域の人たちからかわいがってもらっているほうが幸せだったのかな?)
と思いました。

でも、いっぽうで、
(いつか、なっちゃんが、この家で過ごした先に、「この暮らしがずっと続けばいい」って思ってくれる日がくるかもしれない。そういう日がくるように、がんばろう)
とも思いました。

なっちゃんは、不安がっていると思ったらご機嫌になって甘えてごろんとしたり、様子がくるくる変わりますので、それを見てわたしの気持ちもくるくる変わります。

しかし、時間が経つにつれ、なっちゃんが何をいやがっているのか、どう過ごしたいと思っているのかが、わたしにも少しずつわかりはじめてくるのです。

今日は、これでおしまい。





posted by ふう at 10:52| Comment(2) | きょうのなっちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

座ってごらん

香箱座り(こうばこずわり)とは、ねこの座り方のひとつ。前足をおりこむようにして座ったようすが、香箱ににていることから、こうよばれるようになったという。インターネットが普及してから生まれたと思われる比較的新しい言葉。

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▲香箱座りするねこ


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珈琲ネコは、香箱座りがにがてみたい。
ころころしているから、転がるね。

今日は、これでおしまい。
posted by ふう at 00:27| Comment(2) | 珈琲ネコのまんが2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月12日

猫がやってきた

うちで猫を飼うことにしました。
名前は、なつ。
愛称は、なっちゃん。

茶トラのオス♂です。

なっちゃんは、わが家に迎えるまで地域猫をしていました。
地域猫とは、飼い主をもたない外猫で、地域のボランティアの方たちからお世話をしてもらっている猫たちのことをいいます。

ボランティアの方たちは、猫たちのエサやり、避妊・去勢手術、健康管理などをされています。

その地域猫のお世話をしているボランティアの方にお話をして、なっちゃんを養子にもらうことになったのです。

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▲きりっとした、なっちゃん




これは、まだ春がやってくる前の、寒い日のことです。

なっちゃんは、もともと人なつこく、おっとりした性格の猫なのですが、捕獲されて家に来たときはとても怖かったらしく、緊張と恐怖で表情も身体も固まっていて別の猫のようでした。

家に慣れないうちはケージの中で飼ってくださいとボランティアの方から言われていたので、まずはケージの中で飼うことにしました。ケージは、檻状(おりじょう)の猫の家です。

猫は身体が冷えると膀胱炎(ぼうこうえん)になるおそれがあると聞いていたので、ケージの中にペットヒーターを入れていましたが、なっちゃんはトイレの猫砂の上に座ってじっとして動きません。

わたしは、これまで、自分は猫の気持ちがわかる! とか思っていたのですが、このときは、なっちゃんが何を考えているのか、さっぱりわかりませんでした。

なぜ、あったかいヒーターがあるのに、トイレの中でくつろぐのか????


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近所のペットショップのオーナーに猫砂を買うついでにこの件を聞いてみると、猫は知らないところにいったとき、トイレから出てこないのはよくあること。そこが安全・安心と思うのだそうです。あまり気にしなくて大丈夫とのことでした。

その日は、なっちゃんにフリースの布をかけて温かい格好にして寝ました。翌朝見てみると、昨晩とまったく同じポジションです。夜の間、ちっとも動かなかったのかもしれません。

わたしが身体と手足を蒸しタオルでふいてやったら、なっちゃんはのどをゴロゴロ鳴らしはじめました。そのときエサを入れたお皿を差し出すと、勢いよく食べてくれたのです。

こうして、なっちゃんがエサを食べたら喜び、トイレをしたら喜び、水を飲んだら喜び、眠っていたら喜び、猫の一挙一動に喜ぶ日々が始まったのでした。

今日は、これでおしまい。

posted by ふう at 19:11| Comment(2) | きょうのなっちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする