2015年04月16日

ケージがきらいなねこ

わが家にやってきた猫、なっちゃん。

なっちゃんは、ケージがきらいです。ケージとは檻状(おりじょう)のねこの家のことです。ケージの入り口を閉めていると、なっちゃんはときどき嫌がるそぶりを見せます。
そこで、入り口を開けてやると、ケージのすぐそばに置いてある座布団のところへ行ってくつろぎます。

「ケージを出て、あちこち走り回りたい!」というならわかりますが、「ケージを出て、すぐそこにある座布団でくつろぎたい」とは、何とも不思議なねこの願望のあり方です。

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「ケージのそばの座布団は最高」と思っているなっちゃん

さて、ある晩のことです。
夜は人の目が届かないので、ケージを閉めた状態にするようにしていていました。ところが、真夜中すぎに、
ガチャーン! ドターン!
と、ものすごく大きな音がしたのです。

(これは、なっちゃんがあばれている音だ!)
と思ってかけつけてみると、なんとそこには、暗闇にギラギラ目を光らせたなっちゃんがいたのです。
(ど、どうやってケージを出たの!?)
とびっくりするのもつかの間、なっちゃんは昼間には見せたことのない猛ダッシュを見せたのでした。

そうです。なっちゃんは、夜になるとワイルドになるねこだったのです。
というよりは、ねこは夜になるとワイルドになる動物なのです。夜行性ですから。なっちゃんは、外猫を長くしていたため、その野生の本能が強く残っているのでした。

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なっちゃんのワイルドぶりについて、「ふーん」と思っているカモメ

しかし、どうやってケージを出たんでしょう。ケージの入り口は、カギを柵(さく)にがっちりかませるようになっていて、人の手でもぐっと力を入れてカギを動かさないと開け閉めできません。わたしは、なっちゃんがケージを開けた方法について、次の3つの可能性を考えました。

1、なっちゃんが、体当たりをして開けた。
2、なっちゃんが、じゅもんをとなえて開けた。
3、なっちゃんは本当は2ひきいるが、わたしたちが1ぴきだと思い込んでいる。わたしたちが見つけたのは、ワイルドなほうのなっちゃんである。

しかし、家にやってきたときは確かに1ぴきだったので、3の可能性は低いでしょう。とすると、正解は1か2にちがいありません。

なっちゃんがケージを開けることができるとなると、ケージの意味はまったくありません。さらに、なっちゃんは夜はワイルドになるときていますので、これは少し夜も様子を見る必要がありそうだ、ということを家族で話し合いました。
そこで、午前3時までは夫がなっちゃんと同じ部屋で過ごし、わたしは3時まで寝る。3時からわたしが起きてなっちゃんと同じ部屋で過ごすということにして、2人で寝ずの番をすることになったのです。

こうして幾晩か過ごすうち、ついに、なっちゃんがケージをどうやって開けるかが明らかになったのです。

今日は、これでおしまい。





posted by ふう at 23:57 | Comment(2) | きょうのなっちゃん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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