2016年10月28日

鈴木其一展を見た感想

サントリー美術館の「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展を見てきました。鈴木其一(すずききいつ)は、江戸時代後半に活躍した絵師です。絵の流派としては、「琳派(りんぱ)」の画家になるんだそうです。

「琳派」は、俵屋宗達(たわらやそうたつ)らが始めたもので、その装飾的・デザイン的な画風は、ヨーロッパの画家たちにも大きな影響を与えたといわれています。

fuhjinraijin.jpg
▲俵屋宗達の風神雷神図を珈琲ネコとカフェオレ猫で再現しました

難しいことはよくわからないのですが、雑誌で目にした朝顔の絵にびびびとくるものがあったので、見に行ったのです。
展覧会を見て思ったことは、
「渋ハデだな」
ということでした。渋くて派手で、かっこよかったです。


あと、かけじくの絵で、こんな絵があったのですが、

wazuka.jpg
▲ちょっとしか絵が描かれていないかけじく

「ちょっとしか描いてないじゃない。これで作品として成立して、いいの。いや、ちょっと描いただけで大きな価値を生むのは、すごいことなんじゃないの。わたしも、そういうふうに仕事をしたい」
と、せこいことを考えました。そして、感心しました。

サントリー美術館は、六本木にある東京ミッドタウンの中にあります。
わたしは、六本木という街に、ギラギラした怖いイメージをもっていたのですが、東京ミッドタウンは、芝生の公園があってアート作品が展示してあったり、ビルの中は木材がふんだんに使ってあってほんのり木の香りがしたり、予想外にほっこりした場所でした。

芝生の公園では、美大生ふうの女の子二人が、ベンチの上でひざをかかえて座っておしゃべりしていたりして、見ていてなごみました。
東京ミッドタウンは、また今度、天気のよい日に行って、のんびり過ごしてみたいな〜と思います。

「鈴木其一展」は10月30日まで開催です。

今日は、これでおしまい。



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2016年10月24日

『翻訳できない世界のことば』を読んで

『翻訳できない世界のことば』(創元社刊)という本を買いました。
これは、タイトルにあるとおり、翻訳することができない言葉を集めた本です。

例えば、マレー語の「pisang zapra〜ピサンザプラ」という言葉。これは「バナナを食べるときの所要時間」というような意味なのだそうです。どんなときに使うんでしょうね。

「ピサンザプラほど待ってて。すぐ戻るから」
などと使うのでしょうか。
バナナを食べる時間というからには、わりと短い時間のように思えます。

banana.jpg
▲こうした疑問は残ります

ほかにも、イヌイット語の「イクトゥアルポク」という言葉は「だれか来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出てみてみること」という意味なんだそうです。
雪に閉ざされた土地で、人が訪ねてくることを心待ちにしている姿が浮かぶような言葉です。

著者はイラストレーターのエラ・フランシス・サンダースさん。日本語訳は前田まゆみさんが担当されています。
「翻訳できない世界のことば」を「日本語に翻訳する」なんて、大変な作業だったことでしょう。

この本は、見開きで1語が紹介されており、すてきなイラストがついています。ということは、2ページで1語を紹介しているということなので、ぎっしり情報がつまった本とはいえません。
でも、とっても満足を覚えることができるんです。

それは、言葉の背景にある、その国の人の生活や感情や価値観が垣間見えるからかもしれません。
想像する余白がたくさんあるものは、ほんの少しだけでも人に大きな満足を与えることができるんだなあと思いました。

興味がある方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
ちなみに、日本語では、「ぼけっと」「わびさび」「つんどく」が紹介されいています。

今日は、これでおしまい。
posted by ふう at 07:00 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月18日

カンガルーのひみつ

仕事の関係で、どうぶつについて調べものをしました。いろいろ知らないことが出てくるので、こういう作業は楽しいです。

どうぶつのひみつをいろいろ調べるうちに、ぎょうてんの事実を発見しました。
それは、カンガルーの生態です。
カンガルーは、オーストラリア大陸あたりに生息するどうぶつです。メスのおなかにふくろ状のものがあり、そのなかで子育てを行います。
まあ、このあたりは、よく知られていることですが、すごいのは、その子育てのあり方なのです。

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▲うさぎみたいなカンガルー

カンガルーは環境に敏感で、「今の環境は、子育てに向かないな〜」と感じると、オスは精子をつくらないそうです。
さらに、メスは、「今の環境は、子育てに向かないな〜」と感じると、受精卵の細胞分裂をいったん止めることができるそうです。
つまり、妊娠をいったんストップできるらしいんです。しかも、環境がよくなると、細胞分裂を止めていた受精卵の分裂を再開し、子宮に着床させ、出産するんだとか。
便利すぎます。
人類は、カンガルーについて、もっと研究したほうがいいと思います。受精卵の細胞分裂をいったん止めるメカニズムを解明したら、不老不死の薬ができるんじゃないでしょうか。

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▲ぱんちしたりきっくしたり

カンガルーの妊娠期間はとても短く、受精後約1か月で子どもが生まれます。子どもの体長は1〜2センチと小さく、後ろ足やしっぽはない状態です。
それでも、母乳だけで完全な姿に成長するそうです。カンガルーの母乳の力がはんぱでないと思います。

この夏のヒット映画「シン・ゴジラ」では、ゴジラは最も進化した生物ということになっていましたが、カンガルーもそうとう進化した生き物だと思いました。

今日は、これでおしまい。

posted by ふう at 07:00 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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